【カプリの思い出】RICORDI DI CAPRI 第6章「カプリ島を愛した著名人たち──華麗なるヴァカンスの記憶」

【カプリの思い出】RICORDI DI CAPRI 第6章「カプリ島を愛した著名人たち──華麗なるヴァカンスの記憶」
音楽や映画の舞台として数多く描かれてきたカプリ島は、エレガンスと時代を超えたスタイルを象徴する、世界中の人々が憧れる場所です。その美しい景色とゆったりと流れる時間は、数々の著名人を魅了し続けてきました。
王族、大物俳優、そして伝説のミュージシャン──。世界のトップスターたちがこの地を訪れ、カプリ島の歴史に華やかな足跡を刻みました。
Photo: Corbis/Getty Images

ジャクリーン・ケネディ・オナシス(Jacqueline Kennedy Onassis)
ジャクリーン・ケネディにとって、カプリ島は「本来の自分」に戻れる特別な場所でした。どこへ行っても追いかけてくるカメラを忘れ、ひとりの女性として路地を歩き、ピアッツェッタでクリームコーヒーを楽しみ、レモンジュースの屋台に立ち寄る。時には素足にカプリパンツという軽やかな装いで、島の時間を満喫していたといいます。
彼女の専属カメラマンは、その様子を次のように語っています。

「カプリ島では、ニューヨークでの堅苦しい日常を忘れ、自由に、生き生きと、そして心から幸せな時間を過ごしていた。」

また、カプリ島で生まれたCANFORA(カンフォラ)を世界中のリゾートで愛されるアイコンへと押し上げたのも彼女でした。サンダル職人アメデオ・カンフォラは、彼女のためだけに真夜中でも店を開け、数時間をかけてストラップや装飾を選びながら一足を仕立てました。その夜に誕生した「Kモデル」は、現在でもブランドを代表する人気モデルとして愛されています。現在もカンフォラのブティックは、ヴィア・カメレーレの入口に佇んでいます。

タイムレスなエレガンスを纏う香り
「ヴィア カメレーレ」➡

Photo:  Getty Images
ウィンザー公エドワード8世(Edward VIII, Duke of Windsor) & ウォリス・シンプソン(Wallis Simpson)

1956年、ウィンザー公エドワード8世とウォリス・シンプソン夫妻もカプリ島を訪れました。ある日、多くの観光客の視線を避けるため、サンダル店の奥へ身を隠したという微笑ましい逸話が今も語り継がれています。

アイコニックでありながら控えめなエレガンスを表現した香り
「カルトゥージア ウオモ」➡

Photo: Courtesy Everett Collection
ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)
1963年、映画『軽蔑』の舞台として選ばれたカプリ島。断崖絶壁に建つマラパルテ邸の屋上で日光浴をするブリジット・バルドーの姿は世界中で話題となり、映画史に残る名シーンのひとつとなりました。撮影の合間には、彼女をひと目見ようと多くの人々が海からボートで近づき、大きな騒動に発展したともいわれています。

心を惑わせる、優美な地中海の香り
「アマーレ」➡

Photo: Getty Images

フランク・シナトラ(Frank Sinatra)

フランク・シナトラもまた、カプリ島をこよなく愛した一人でした。1958年のアルバム『Come Fly With Me』に収録された名曲「Isle of Capri」は、彼が愛したこの島へのオマージュとして知られています。

鮮烈な喜びの波を解き放つ香り
「ヌーメロ ウーノ」➡

Photo: Getty Images
ソフィア・ローレン(Sophia Loren)

1960年代のカプリ島は、イタリア映画黄金期を象徴する舞台でもありました。ソフィア・ローレンとクラーク・ゲーブルが共演した映画『それはローマで起った』では、撮影中のこんな逸話が残されています。ゲーブルの契約には「午前9時から午後5時まで」という厳格な就業時間が定められていました。ラブシーンの撮影中、突然腕時計のアラームが鳴り響くと、ゲーブルはローレンをそっと離し、「また明日」と言って撮影現場を後にしたそうです。後にローレンは、その出来事をユーモアを交えて振り返っています。

ダイナミックでフルーティーな香り
「カプリ フォーゲット ミー ノット」➡

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