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このたび、「RICORDI DI CAPRI(カプリの思い出)」第5章をお届けします。
今回は、愛の灯火ともいえる神秘的な存在、サン・ヴァレンティーノ(聖バレンタイン)の物語です。

実は、キリスト教が認定している「聖バレンタイン」は、17人存在すると言われています。
その中でも、バレンタインデーの象徴として語られることが多いのが、イタリア・テルニの司教、聖バレンティヌスです。
最も有名な伝説によれば、ローマ皇帝クラウディウス2世は「独身の男性こそが優れた兵士である」と考え、若者の結婚を禁じていたといいます。
その禁令に背き、密かに恋人たちの結婚式を執り行っていたのが、ヴァレンティーノでした。

しかし、密かに結婚式を執り行っていたことにより、彼は罪に問われることとなります。
投獄された後には、看守の盲目の娘の目が回復したという逸話も伝えられています。
そして2月14日。
処刑を前に、彼は彼女へ別れの手紙を残しました。
そこには「あなたのバレンタインより」と署名されていたといわれています。
この言葉は、何世紀もの時を経て、愛のメッセージを象徴するフレーズとして語り継がれるようになりました。

人々に寄り添う存在として敬われてきた聖ヴァレンティーノの描写(15~16世紀)
サン・ヴァレンティーノは、愛の守護聖人として広く知られていますが、実は古くから、てんかんを患う人々の守護聖人としても信仰されてきました。
かつてヨーロッパでは、てんかんが「聖ヴァレンティーノの病」と呼ばれた時代もあり、愛の象徴であると同時に、人々に寄り添う“癒し”の存在として敬われてきた歴史があります。

サン・ヴァレンティーノ大聖堂(イタリア・テルニ)
イタリアにおけるサン・ヴァレンティーノは古くから、自然の目覚めや新しい始まりを象徴する日とも考えられてきました。
また、この日は、手紙や花、チョコレートといった小さな贈り物を通して、気持ちをそっと伝える日。
その想いをかたちにする存在が、イタリアのチョコレートブランド「カファレル」。

約200年にわたる歴史と職人技を誇り、イタリアンチョコレートをヨーロッパに広く知らしめました。
バレンタインコレクションに並ぶ小さなハート型のチョコレートは、お菓子という枠を超え、想いを伝えるための“ドルチェ”。甘く、心に残るギフト。
今年のバレンタインデーも、Carthusia麻布台店では、カファレルのハートチョコレートをささやかなギフトとしてご用意しております。
カプリ島の世界観を忠実に再現した空間で、ぜひ五感を通じてその雰囲気を味わってみてください。

